令和5年11月1日に、中学部の生徒を対象に
一本松すずかけ病院の方を講師に招き、飲酒に関する健康教室を開催しました。
お酒の種類や身体への影響、飲酒に関連する社会問題や事件、
飲酒を勧められたときの断り方などについてご講演いただきました。
飲酒が原因で起こる病気やアルコールが体から抜けるまでにかかる時間などについての
クイズも出されました。
また、アルコールパッチテストを一人ひとり行い、皮膚の色の変化を見ました。
アルコールに対する反応には、個人差が大きく、わずかな量であっても、
影響を受ける人もいることなどを学びました。
最後に、健康な人の肝臓と長期間に渡ってアルコールを摂取した人の肝臓を見比べたり、
手で固さの違いを確かめたり、飲酒体験メガネを掛けて、
飲酒したときの状態を体験したりもしました。
児童生徒は、クイズや体験を通して楽しく、積極的に取り組むことができました。
一人ひとりが正しい認識を持ち、誘いにはきっぱりと意思を示して断ること、
友達を作って、たくさん遊ぶことなど、具体的で分かりやすい対処方法を教えて頂き、
飲酒による身体への影響を知り、自分や周りの人たちを守ることの大切さを学ぶことができました。
講演会の様子
健康な人の肝臓と長期間アルコールを摂取した人の肝臓を触って比べている様子